薬を体内に吸収されると、血流によって体の全体において治療効果がみられます。 しかし、その薬の影響で、体にさまざまなトラブルを引き起こすことがあります。 特に高齢になると、肝臓や腎臓などの働きが低下するため、薬による副作用について気をつける必要があります。 このような副作用は、つぎの3つに分けることができます。 ●生理学的反応 これは、薬が目的の部位以外でも作用するために起こるものです。 抗ヒスタミン薬では、かゆみを抑制したり、鼻水を止めたりという作用がありますが、これが脳における薬の作用として、眠気を引き起こす場合があります。 または、この作用を利用して睡眠の改善薬として使われたりもします。 ●特異体質によるもの 薬の作用によるものではく、体質やアレルギー反応が原因となることがあります。 研究によって、特定の遺伝子を持つ人に起こりやすいことがわかってきています。 今まで使っていたのに、突然アレルギー反応を起こすこともあります。 突然、花粉症になるのと同様のことです。 このような副作用が現れるのは、抗生物質や解熱鎮痛薬が起こしやすいです。 ●薬そのものの毒性 薬自体に毒性があるために、副作用が起こる場合があります。 抗がん剤がその1つです。 抗がん剤の毒性が、がん細胞を攻撃してくれます。 しかし、正常な細胞にもその影響が及ぶこともあり、副作用が生じます。 ...
薬を使用した際に起こる副作用の症状については、自らが注意することが大切です。 しかし、勝手に薬による副作用の症状が怖いからと、薬の服用する量を控えたりしてはいけません。 薬の使う量は、副作用の症状があまり出ないように、それでいて薬の効果も出るような量に決められています。 そのため、勝手に薬の量を控えたりすると、薬の効果にも影響してしまいます。 そんなことになったら、薬を使用している意味がなくなってしまうのです。 ですから、薬の副作用の症状を必要以上に考えるのではなく、薬の効果を得ることを考えてほしいです。 また、その薬の副作用の症状などについては、どのようなことが起こるのかなどよく知っておくことも大切です。 薬物療法を受けるにあたっては、医師や薬剤師だけでなく、患者本人も治療にきちんと参加することが重要です。 そして、何か分からないことや気になることがあったら、医師や薬剤師に相談することをおすすめします。 ...
薬による副作用を極力低くするには、次のようなことに注意します。 ●医師や薬剤師に相談します。 薬使用後に症状が悪化したり、他の症状が出たりして体調が悪くなったときは、医師や薬剤師に相談します。 長期にわたって使っている薬でも高齢になったりすることで体に合わなくなることがあります。 長期使っているから安心と思わずに、注意する必要があります。 ●使用している薬はすべて、医師や薬剤師へ伝えます。 高齢になると常に使用している薬も増えてきます。 そのため、薬の相互作用なども考えられるので、医師や薬剤師には事前に使用している薬は伝える必要があります。 その際には、市販薬や健康食品なども併せて伝えることが大切です。 ●アレルギー症状になった薬の使用は避けます。 一度でもアレルギー症状になった薬は再び使用しないようにします。 なぜなら、再び使うとショック症状を引き起こし、命にかかわることにまでなってしまうことがあるからです。 いつでも医師などに伝えられるとは限らないので、アレルギー症状を起こした薬、出た症状などは分かりやすいように、お薬手帳などに記入して持ち歩くようにすることをおすすめします。 薬の副作用から体を守るために、お薬手帳を活用することをおすすめします。 ...